世界の航空宇宙産業の鍵を握るサプライヤ-、エルー・ドゥヴテック
モントリオールの世界先端航空宇宙産業クラスタを本拠地とするカナダ企業
1942年にモントリオール郊外に小さな機械工場として創立されて以来、カナダの航空及び軍事産業用の機械加工部品を専門に製造してきたエルー・ドゥヴテック(Héroux-Devtek)は大きく成長し、現在約1,500人を雇用しています(うちカナダ国内の従業員数は1,100人)。同社は、航空宇宙と、工業製品の2つの市場に向けた生産を行っており、設計、開発、製造、修理を専門としています。
エルー・ドゥヴテックは、航空宇宙産業の商用及び軍関係の顧客両方に着陸装置(関連部品とサービスを含む)と機体構成部品を供給しています。同社はまた、産業用タービン部品(風力タービンを含む)を発電業界に供給しています。
同社には、長い革新の歴史があります。1960年代にはカナダエア(Canadair)のCL-215消防飛行艇とDHC-6 ツインオッター用の部品を設計、開発、製造しました。1969年には月面着陸した最初の有人機であるアポロ月陸船用の着陸装置を製造。1980年代には、アメリカ合衆国に進出し、産業用市場に入ることによって、その事業を多角化しました。最近のプロジェクトには、シコルスキー社の重輸送ヘリコプターCH-53K、エンブラエル社のレガシー450/500(Legacy 450/500)、ボンバルディエ社ビジネス用ジェット機リアジェット85(Learjet 85)の、新しい着陸プラットフォームなどがあります。
エルー・ドゥヴテックは、ケベック州、オンタリオ州、オハイオ州、テキサス州に合計9つの製造施設を有しています。本社はモントリオール近郊のロンゲイルにあります。熟練した労働力、優れた教育制度、便利な輸送条件のために、モントリオールは今日もカナダの航空宇宙産業のハブで有り続けています。
エルー・ドゥヴテック [www.herouxdevtek.com] は、世界のビジネス界が期待を寄せるカナダのリーダーシップとエクセレンスを示す優れた事例のひとつです。
補足データ
- エルー・ドゥヴテックは1986に株式を公開し、トロント証券取引所に上場しています(コード:HRX)。
- 同社の2009会計年度の収益は3億3700万ドルでした。
- カナダ国外の売上は、全売上の65%を占めます。
- エルー・ドゥヴテックは、着陸装置と機体構成部品で、世界で3番目に大きいサプライヤーです。
