カナダの水産食品産業に投資を
国土を北極海、大西洋、太平洋に囲まれ、国内に無数の湖があるカナダは、世界最長の海岸線( 244,000km )を誇る一大海洋国家です。
カナダの海岸線は、直線に延ばせば赤道を6周以上できるほどの長さがあり、世界の海岸線の25%に相当します。カナダには、世界の淡水面積の16%を占める755,000平方キロメートル以上の淡水域があり、世界最大級の湖のうち4つが存在します。カナダでは世界有数の水産業が発達しており、その規模は年間40億米ドル以上にのぼり、そのうち23億米ドルが米国への輸出によるものです。カナダの水産業は12万人以上の雇用を創出しています。
価値と多様性
カナダの清冽な冷水には、ブリティッシュコロンビア州の天然太平洋サケやニシンから、マニトバ州とオンタリオ州の淡水湖に生息するウォールアイ、イエローパーチ、ケベック州や大西洋岸地域のロブスター、ズワイガニ、エビまで、160種以上の海水魚、淡水魚、甲殻類が生息しています。一次加工工場は、水産資源に容易にアクセスできる有利な立地にあります。付加価値加工を行う工場は立地を選ばないものの、ほとんどの工場は主要な米国市場から2~3時間以内の距離にあります。
水産養殖のビジネスチャンス
カナダでは水産養殖産業も拡大しており、カナダ全土で開発が進められています。大西洋サケ、ギンザケ、チヌックザケ(キングサーモン)、イガイ、アトランティックオイスター、パシフィックオイスター、ニジマス、スチールヘッド等の主要な種が養殖されています。また、大西洋タラ、大西洋オヒョウ、大西洋ギンダラ、大西洋ティラピアや、ナミガイやアワビなどの多様な貝類の養殖に関する開発事業も進行中です。科学技術に精通した教育水準の高い若い労働力と、完璧に近い地理と気候、そして米国への近さが相まって、カナダの水産養殖産業には大きな競争優位性があります。カナダの水産養殖セクターの総経済価値は15年以内に50億米ドルを超えると産業アナリストは予測しています。
カナダへの投資の利点
北米市場へのアクセス
北米自由貿易協定(NAFTA)により、カナダなら非課税で4億3,500万人以上の消費市場にアクセスできます。
優秀な人材とマネジメント
カナダの大学卒または専門学校卒の人口の割合は世界第1位となっています。多言語を操るカナダの労働力は、企業が世界的な成功をおさめる上で貴重な人的資源となります。
国民皆健康保険制度によるビジネスコスト削減効果
カナダの公的医療制度は、全従業員への医療手当の給付を通して従業員の健康維持に寄与しており、企業の国際競争力を強化しています。
研究開発の強み
カナダの研究開発優遇税制は、世界の工業先進国の中で最も手厚いものとなっています。バイオテクノロジー分野の研究開発費に関しては、カナダは米国と比較して 10.1%のコスト優位性があります。
品質保証
カナダの安全かつ健康にいい水産食品は、世界的に評価されていますが、これには、カナダの魚類検査管理システムも貢献しています。カナダ食品検査局が監督するHACCPに基づいた品質管理プログラム(QMP)により、カナダの水産物や海産物は、世界で最も厳格な海産物市場の基準にも確実に適合するようになっています。
環境的責任
カナダの水産業・海産物産業は、食糧資源としての海水・淡水環境の重要性と生態系のバランスの必要性を認識し、海水・淡水環境の管理を注意深く行っています。
ピュア&ナチュラル
澄んだ空気、清冽な水、広大な土地をはじめとする、カナダの大自然がもたらす利点を基盤としてビジネスを構築し、カナダのシンボルであるカエデの葉を成功のシンボルにしましょう。
チャンスはすぐそこに
カナダの水産食品産業のほぼ全てのセクターには、間違いなく莫大なビジネスチャンスが存在します。しかし、州ごとに規制が異なるため、詳しくは各州にお問い合わせください。各州のお問い合わせ先はこちらをご覧ください。www.seafoodcanada.gc.ca
水産海洋省は、野生生物資源の利用許可等、産業の様々な面に規制をかけています。例えば、漁業権を持つ企業への外国資本の出資率は、規制により制限されています。 www.dfo-mpo.gc.ca
