金融サービス
カナダ
盤石の金融サービス
世界金融不安の最中にあって、カナダは、健全かつ安全な投資先として傑出しています。カナダの強固な銀行制度は、世界経済フォーラムや国際通貨基金等の機関から最高の評価を得ており、またカナダには世界有数の高度に発達した金融サービスセクターがあります。
カナダの金融サービス産業は、国際志向の世界レベルの産業であり、2000年以降、国外で600億ドル規模の買収を行っています。この活発なセクターは、国内でも同様に大きな存在で、75万人以上の労働者を雇用し、2007年には、国内GDPの6%超、780億ドルを生み出しました。高い技術を持つ労働力、先進的な電気通信インフラ、利益につながるビジネス環境により、将来につながる成長豊かな基盤が作られています。高収益を求める投資家も、間違いなく頼りにできます。
カナダの魅力
- 世界経済フォーラムにより世界第1位に格付けされるカナダの銀行
- 情報技術/ビジネスプロセスのアウトソーシングの拠点として、世界で2番目に魅力的
- 北米で3番目の規模の金融拠点
- 教育水準の高い国民、複数の世界最高レベルのビジネススクール
- 世界の運営コストが低い地域トップ10のうち7つがカナダに存在
カナダが優れている理由
カナダの金融サービス分野は多様性に富んでおり、銀行、信託銀行、信用金庫・信用組合、保険会社、証券ディーラー・証券取引所、投資信託会社・投資信託販売会社、金融会社・リース会社、年金基金管理機関、独立系ファイナンシャルアドバイザー、保険代理店・保険ブローカー等で構成されています。
健全な銀行制度
カナダの金融機関は、強固かつ安定しており、多様性に富み、十分な資金があり、健全な財務体質を誇ります。カナダの銀行制度の強固な資本基盤は、貸付損失に対処する十分な資金力があり、自己資本比率は、効率的な銀行監督のためにある国際通貨基金の自己資本比率規制「バーゼル」の最低比率を上回っています。カナダの銀行の財政状態が他国銀行よりも強固であるということは、カナダの銀行が現在、世界のライバル銀行に比べて著しく低い金利で資本借入していることを意味しています。
リーダーシップ
カナダロイヤル銀行やマニュライフ・ファイナンシャルのような世界的な大手金融機関は、カナダの金融サービスセクターが世界トップクラスの洗練された産業であることを明言しており、世界もこれに目を向け始めています。金融サービスセクターは、国外からの投資を誘引し続けており、2006年には、その額は540億ドルに上りました。また、大手国際金融サービス企業(例:BNPパリバ、CITCO)の多くが、カナダで業務処理ニアショアリングを行っています。金融サービス産業のリーダーシップは、カナダの国境を越えて広がっています。国内最大の銀行6行は米国、ラテンアメリカ、カリブ海地域、アジアでも事業を展開しています。カナダの生命保険・健康保険セクターは、さらに国際志向で、20カ国以上に支店、現地法人を持ち、国外で777億ドルの保険料を獲得しています。
規制監督・報告
カナダには、充実した一般的な、法的規制枠組みと証券管理枠組みがあります。カナダの金融サービスセクターは、多くのベストプラクティスを提供できます。総合的なシステムを構成する公共機関、市場、インフラ、セーフティーネット、監視取り決めは、高度なものであり、あらゆる金融仲介機関を包括しています。
ニアショアリング
カナダは、その地理的位置と健全な商習慣により、投資家に好まれるニアショアリング /アウトソーシング先となっており、世界トップクラスのビジネスプロセスアウトソーシング市場です。これらの重要な価値を生み出す拠点は、地域市場拠点であるだけにとどまらず、世界の顧客を支えています。
競争力の高いクラスター
有能な労働力の巨大なプール、有利な労働コストと運営コスト、そしてG7諸国中最高にランクされる生活の質により、カナダの都市はいずれも、事業を行うのに最適な場所となっています。しかし、一部の拠点は、その競争優位性が突出しています。
トロント
カナダ最大の都市であるトロントは、ニューヨーク、シカゴに次ぐ北米第3位の金融拠点であり、カナダの金融・ビジネス拠点として知られています。フォーブス誌は、2008年、トロントを、世界の経済の強い都市第10位に格付けしました。トロントは、カナダの経済活動の10%以上、1,230億ドルを占め、金融サービスセクターだけで205,000人の労働者が働いています。トロントには、カナダ最大であるだけでなく、時価総額で北米第3位、世界第7位の証券取引所である、トロント証券取引所があります。金融サービスの集積により、高度な技術を持つ労働者と多言語を操る労働力を引きつけています。トップクラスの大学によって大卒労働者の安定供給が確保されており、一流ビジネススクールからも多数の卒業生が生まれています。
モントリオール
モントリオールの活発な金融サービスセクターは、セクター全体よりも急速に成長しており、2007年には3.4
%の成長率を記録しました。3,000以上の企業が10万人以上の労働者を雇用しています。銀行業務セクターにはデジャルダン、ナショナル銀行、HSBC、保険セクターにはスタンダード・ライフ、サン・ライフ・フィナンシャル等の大手企業が存在します。モントリオールはまた、国際金融センタープログラムを主催しており、国際金融取引に特化した企業やパートナーシップを支援しています。モントリオールの30の学術研究センターは、金融派生商品、年金基金管理、数理およびコンピューテーショナル・ファイナンス、金融工学等の分野を得意としています。世界レベルの大学では、国際的に有名な、モントリオールのコスモポリタンな雰囲気に魅了されてやってきた、次世代のイノベーターが育成されています。
カルガリー
カルガリーは、大規模なエネルギー計画により
、北米で最も急成長を遂げている地域であり、カナダ西部の金融・ビジネス拠点です。
金融サービス産業の雇用は、過去10
年間に爆発的な伸びを記録し、州経済よりも48
%、国家経済よりも2倍速く成長しました。カルガリーの金融サービスセクターは、保険会社、証券会社、クレジット仲介業者、為替取引・為替ヘッジ、資産管理、財務分析、会計、商品取引、投資銀行業務から成り、1,200
社以上の企業が22,000人以上の労働者を雇用しています。
バンクーバー
バンクーバーはカナダのアジア・太平洋市場への玄関口です。文化的つながりが強いことに加え、バンクーバーの金融サービス企業は、アジア・太平洋地域で強力な競争上の長所を持っています。バンクーバーには、TSXベンチャー証券取引所、トロント証券取引所の支店、30の外国銀行、HSBCのカナダ本社を含む15の世界的金融機関があります。バンクーバーは、カナダに2カ所ある国際金融センターの一つであり、ブリティッシュコロンビア州の国際金融活動法(IFAA)を通して、ファクタリング、輸出入金融、外国為替、バックオフィス支援等の国際的財務・金融機能上の重要な地位を築きつつあります。
ウィニペグ
ウィニペグには、企業サービス、金融サービス、管理サービスに従事する104,000人の経験豊富な労働力が存在し、そのうち20,000
人が金融サービスで雇用されています。また、業界トップの保険会社、投資信託会社、リース会社が、ウィニペグに拠点を置いています。カナダ最大の保険会社であるグレート・ウェスト・リフェコは、カナダ、米国、ヨーロッパで子会社を運営しており、総資産3,900億ドル以上を管理しています。IGMフィナンシャルは、カナダ最大の投資信託販売企業であり、1,220億ドル以上を管理しています。上記2社ともにウィニペグに本社を置いています。
ハリファックス
ハリファックスには、経営学を専攻する7,000人以上の学生と、企業サービス、金融サービス、管理サービスに従事する79,000人の才能豊かな労働力が存在します。これにより、アイエヌジー、シトコ・ファンド・サービシズ、バターフィールド・ファンド・サービシズ、マーシュ・キャプティブ・ソリューションズ、オリンピア・キャピタルが誘致されました。ハリファックスは、ディプロマやサーティフィケート等の学位を持つ労働者が国内で最も多く、カナダで最も質の高い労働力が供給されます。ハリファックスは、金融拠点として知られている10都市と比較して、賃金と法定給付等の諸手当、設備リースコスト、そして水道光熱費が最も低い地域です。
シャーロットタウン
シャーロットタウンは、賃金率を20%、空間コストを30%削減できるので、理想的な金融サービス処理地域となります。シャーロットタウンの住民5,800人以上が、企業金融管理産業に従事しており、銀行取引、投資信託管理、顧客管理、ヘッジファンド管理、保険等を取り扱っています。AIMトライマークやセリディアンをはじめとする15の国際金融機関が、シャーロットタウンに拠点を置いています。
