世界にバイオマス・ソリューションを提供するカナダ企業、ネクステラ・システムズ
ネクステラ・システムズ・コープ (Nexterra Systems Corp) は、バイオマス燃料を「合成ガス」(様々な従来型燃料に代わるクリーンな燃焼の燃料)に転換する高度なガス化システムの先進開発・供給企業です。2003年の創業以来、独自のガス化技術の火力発電またはコージェネレーション向け利用を専門として事業を行っています。事業例には次のようなものがあります。
- ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアのドックサイド・グリーン住宅地で、ネクステラのガス化システムは都市木材廃棄物を住宅地全体向けの熱と温水に転換しています。
- プリンスジョージにある北ブリティッシュ・コロンビア大学で、ネクステラのガス化システムは、現在大学キャンパスの暖房に使われている天然ガスの95%に代わる燃料供給を行います。
- ブリティッシュ・コロンビア州ニューウェストミンスターにあるクルーガー・プロダクツ製紙工場では、製紙工程で使われる4万ポンドの蒸気の生成に使われている天然ガスに代わって、ネクステラのシステムがボイラーを燃やす直接の燃料を供給するようになります。
- ネクステラは、ブリティッシュ・コロンビア州カムループスの製品開発センターで、バイオソリッド(下水処理で生成される汚泥)を新しい燃料源として利用するための試験に成功しています。同社のガス化技術によって、大幅な機器の変更を行なうことなく、高品質の熱エネルギーを生成したのです。
2009年に、ネクステラは、カスタムデザインのプラントやプロセス技術を提供するオーストリア企業のアンドリッツ(Andritz)との戦略的提携を発表しました。提携の目的は、市町村下水処理工場で生成できる再生可能バイオマス・エネルギーを燃料とするバイオソリッド乾燥技術のマーケティングです。ネクステラのガス化技術とアンドリッツのバイオソリッド乾燥機を組み合わせることによって、市町村下水処理施設は、燃料コスト削減、化石燃料への依存解消、温室効果ガス排出量削減、バイオソリッド処理の持続可能な方法の実施、などが実現できます。
ネクステラ (www.nexterra.ca) は、よりグリーンな未来を築く技術開発の分野でカナダが発揮しているリーダーシップを如実に示す多くの好例のひとつです。
ご存知でしたか?
ガス化とは、炭素を含む燃料をクリーンに燃焼するガスへと、熱を使って転換する熱化学反応プロセスです。このクリーンなガスは一般に、合成ガスと呼ばれます。
